みなさん、こんちは。
先日掲載したエムピウさまの訪問記大変好評です!!
みなさんからの反響がすごいです!
いやぁ、こんな名も知れないようなショップのブログをご覧いただけるなんて
ホント嬉しい限りです。
ありがとうございます。
さて、来週にUPする予定でした、
「Morphoseのデザイナーさん訪問Vol3:Mollowさま編」ですが、
「はやく見せて!!」というお声を頂戴したこともございまして・・・
掲載させていただこうかと思います。
はい、では早速いってみましょ~
まず、お部屋に入ると、MollowさまのHPでもアップされていたコート類がずらっと並んでいました。早速に出迎えてくださったのは、おや?!以外にも男前なオーナー兼デザイナー兼パタンナー(!!)、宮本氏です。本人のご希望から、写真の掲載はありませんが、画像のすぐ横にいると思って見てくださいね。
=====Mollowの世界観とは=======
さまざまな種類のコートがかけられています。これからのシーズンともなるとまた違う商品が多数並べられるんでしょうね。

ずらりと並んだコートの中に・・・

見慣れた、Morphoseでも扱っているコートを発見。
今では新聞等でも取材を受けるほどになられた宮本氏も元々、個人の方を相手に営業をかけて少しづつファンを作っていったそうです。
宮本氏(以下 宮:)「営業をする時間、そして商品作りに没頭する時間、当然作り手ですから商品作りに費やす時間を取りたいんですけど、そうなると営業=売り上げが立てられない、営業していると商品作りができない。今もその時間の使い方っていうか、やりくりが結構大変ですね。そもそも、Mollowでは次のシーズンが、暖かいのか寒いのか、どうなるかも分からないうちから見込みで生産をする、ということはしません。その季節に合うだろうというものを考えながら2~3ヶ月前をめどに作ります。今はもう2月だから普通だと秋冬物に着手しだすころなんだけど、ウチは今から春夏物です(笑)」
確かに販売期間は短くなってしまうが、欲しい人に確実に手にとってもらえる、という点では正しいかもしれませんね。
宮:「実はあまり他のブランドを見ることはありません。Visionnairehのラインもシンプルでクラシックなものが多いです。顧客の大半が建築家、デザイナーなどのクリエイターです。お客様はシンプルな物を自分の雰囲気で着こなすことが多いです。」
へぇ、厳しい目の方たちばかりのクリエイターさんがメイン顧客なんて、すごいですね。その中でも建築と着こなせることとかって関係あるんでしょうかね?
宮:「ボク自身も空間デザインとかが好きで、服を作るときにもそんなことを結構考えてています。たとえば、いかに風景になじむか、いかに風景の中で自分を魅せることができるか、とかですね。シルエットも大切ですね。着崩れなんかしてると台無し。だから立体で型紙(布パーツ)をおこすことできれいなシルエットを出すことができる。その分微調整も増えるし、型紙も増えます。Visionnairehのコートなんかは型紙では通常のコートよりも、2割ほど型紙が多いんです」
う~ん、なるほど。確かにあのコートは着てみると割りにタイトでも、さほどツッパリがないのはそのせいだったんですねぇ。

これで洋服1つ分。大きいもの小さいものまで様々な型紙。まさにMollowの命だ。
宮:「あのコートは後ろ姿のシルエットがポイントですごく大切だと思うんです。総合的に見た時のバランスにこだわって製作します。一般的にヨーロピアンに比べると、日本人の体系的は劣る部分はあります。特に肩幅、腕の長さ。私が常に思ってることは、ヨーロピアンの着こなしカッコイイいいな、ではなくて、外国の人から見て日本人ってカッコイイなと思わせるような物作りを心掛けています。コートに使っている生地も高密度の綿で、ハリがあり、防寒に優れています。雪が多い地方のお客さんも普通に着ておられますよ。逆に西の方のお客さんからは少し生地が厚いと言われることもあります。」
私も実際に着させていただいたときに感じたんですが、体にフィットするので生地の重さをさほど感じなかったことを今でもよく覚えています。絞まってほしいウエストとかがキュッと、くる感じもよかった。
宮:「ウチではあのコートはモノがなくなるまで提供させていただきます。別に夏だからといってコートの需要がなくなるわけではないですから。顧客の中には海外に行かれる方でコート探してる人もいますし。」
=====熱狂的ファンがいるブランド===
宮:「以前に日経に掲載されたときにもブランド名しか載せない条件で掲載してもらったんですけど、情報を集めてここに電話してくる人が結構いたんです。それまではホームページは作っていませんでした。探していただいたお客様には本当に感謝しています。」
スタイルや細かな細工が、「ほしい」と思わせる心理を呼び起こし、WEBでなかなか見つからないと余計に躍起になって探してしまう、結果的には熱狂的なファン層をつくりあげてきたわけだ。打ち合わせさせてもらったデスクには、作りかけの断裁された生地や、仮縫製中のポンチョ(画面左奥)などがありました。

打ち合わせ時に使っていたテーブルにも作業途中のモノを見ることができた。
なんでもこれらは舞台衣装とのこと。そういうものまで手がけておられるんですか?
宮:「演出家の知り合いで、舞台衣装がつまらないんだ、というところから話が始まって、じゃあこんなのどうです?って話したら、じゃあそうしましょうってことになりまして・・・全面的に協力することになったんですよ。」
これらの衣装が登場する舞台は「暁の誓い」(詳しくはコチラhttp://ameblo.jp/akatsukinochikai/)
細かいところなども含めて、全面的に依頼を受けたそうですが、それだけ信頼を得られるブランドであり、個人的なファンでもあったのだと思います。
そういう意味からも、ファン層を作る、ということがいかに重要であるか再認識させられたのでした。
======Mollowがみている先======
ところでこの場所、ファッションの先端を見るのであれば表参道とかメジャーな場所に近いほうがいいのに、ずいぶんと離れているでは?
宮:「ここは静かだし、近くに公園、美術館、画廊もあるので落ち着いて仕事ができます。私はデザインからパターン作成までするので、こういう落ち着いた場所のほうが集中できます。それに問屋も近くにあり、物作りには便利な場所です」
作り手にとって、材料を取り扱う問屋が近いのはありがたいですよね。アイデアが浮かんだらすぐにカタチにすることもできるし。
宮:「あんなのしたい、こんなのしたいっていうアイデアが割りとたくさんあって、まだ1/3も実現できていない。これからのMollowもそうですが、やっぱり5年10年と、例えば英国ブランドのように長く愛用してもらえる服を作っていきたいです。日本、イギリスは同じ島国であり共通する部分は多々あると思います。」
そういえば、Visionnairehのコートは独自のブランドでありながら、どこか雰囲気は英国らしいデザインと思ってました、実際。
宮:「アパレル業界のネックは在庫なので、いかに在庫持たずきちんと商品を出していくことができるのかがポイントです。もちろん、制作期間が短くなることもあるので、協力をしてくれる工場は常に捕まえています。ひとつの手段として受注生産という考えも必要だと思います。」
う~ん、なるほど。ちなみにこれからのMollowの商品展開はどうなるんでしょうね?
宮:「作りこみたいのでまずはメンズに絞ってやっていきたいと思っています。Mollowのブランドでシャツとかもやっていきたいと考えています。ちなみに春はパーカーとシャツ生地のコートです。」
おっと、これは特に重要な話だ!!
宮:「まずはこのパーカーからどうですか?同じものをエムピウの村上さんも着られていますよ」
というわけで、このパーカーゲットしてきました!!

ゲットしたパーカー。黒に近いが後ろの黒の生地に比べてほんの少し色味が違う。
近日中にMorphoseで掲載の予定です、お楽しみに。
結局3時間弱、色々なお話をさせていただきました。お忙しい中ありがとうございました。Morphoseでは、今後も「Mollow」ブランドを続けて掲載していきます。見てくださる皆様に、作り手の思いが伝わるWEBを目指してがんばります!!
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